「国際ジャズ・デイ(International Jazz Day)」15周年の今年はシカゴで開催。4月1日から5月2日まで。
- Chicago Samurai
- 1月24日
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更新日:6 日前

JAZZで世界をひとつに
2011年11月にユネスコによって制定された「4月30日:国際ジャズ・デイ(International Jazz Day)」。その制定に深くかかわり、15年間にわたって主導してきたのがシカゴ出身の世界的ジャズミュージシャン、ハービー・ハンコックだ。
毎年4月30日、世界の各地からジャズの演奏を通して世界平和の促進、異文化間の相互理解を深め、音楽の力を世界に示し続けてきた功績は計り知れない。
”ジャズの街”シカゴがホストシティーに
"CHICAGO THE JAZZ CITY"
その「国際ジャズ・デイ」は2026年に15周年を迎える。奇しくもアメリカ建国250周年と重なる記念すべき年のホストシティ(主催都市)に選ばれたのが、シカゴだ。
シカゴは言わずと知れたジャズのメッカであり、ジャズの歴史において極めて重要な役割を果たしてきた都市。
1920年代の「グレート・マイグレーション(いわゆる”黒人の大移動”)」により、多くのミュージシャンたちが南部ニューオーリンズからミシシッピ川を北上し、シカゴに移住して活動の場を広げた。ルイ・アームストロング、キング・オリバー、ジェリー・ロール・モートンなどのジャズ界の伝説的な人物たちが名を上げ、またシカゴ出身のベニー・グッドマンやバド・フリーマンなども輩出した。彼らが確立した独特のスタイルは「シカゴ・スタイル」と呼ばれ、より速く、よりリズミカルなサウンドを重視し、ソロや即興、ビッグバンドの編曲、サックスなどの楽器を前面に押し出した。
「シカゴ・ジャズフェスティバル」をはじめ、市内数か所に老舗のジャズクラブを擁し世界屈指のジャズ・シーンを誇るシカゴは、15周年という節目を祝うのに最もふさわしい場所だといえる。
2026年の「国際ジャズ・デイ」は、2026年4月1日から5月2日までの約1ヶ月間。シカゴ・ジャズ・アライアンス、ラヴィニア・フェスティバル、シカゴ市、イリノイ州芸術評議会、イリノイ州などとの提携により、あらゆる年齢層の観客を対象としたジャズコンサートシリーズや教育活動、ディスカッション、イベントも開催され、町全体がジャズ一色に染まる予定だ。

注目は4月30日のオープニング
「オールスター・グローバル・コンサート」
イベントの最大の目玉は、2026年4月30日にリリック・オペラ・オブ・シカゴで開催される「オールスター・グローバル・コンサート」。
共同音楽監督をハービー・ハンコックと、同じくシカゴ出身の世界的ヴォーカリスト、カート・エリング、音楽監督&ピアノをジョン・ビズリー(John Beasley)が務め、世界中から40名以上の著名なアーティストが集結する。
現在発表されている主な出演予定者は以下の通り。
出演アーティスト(予定)(※シカゴ、はシカゴ出身アーティスト)
ヴォーカル(Vocals):
ディー・ディー・ブリッジウォーター(Dee Dee Bridgewater)
グレゴリー・ポーター(Gregory Porter)
ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves)
リズ・ライト(Lizz Wright)
ルネ・フレミング(Renée Fleming)
サックス(Saxophone):
ジェームス・カーター(James Carter)
ボビー・ワトソン(Bobby Watson)
メリッサ・アルダナ(Melissa Aldana)
カミラ・ジョージ(Camilla George)
アーネスト・ドーキンス(Ernest Dawkins)(※シカゴ)
トランペット(Trumpet):
テレンス・ブランチャード(Terence Blanchard)
ティル・ブレナー(Till Brönner)
マーキス・ヒル(Marquis Hill)(※シカゴ)
ピアノ(Piano):
ロバート・グラスパー(Robert Glasper)
ゴンサロ・ルバルカバ(Gonzalo Rubalcaba)
ジャハリ・スタンプリー(Jahari Stampley)(※シカゴ)
ベース(Bass):
クリスチャン・マクブライド(Christian McBride)
マーカス・ミラー(Marcus Miller)
ジェームス・ゲナス(James Genus)
ドラム(Drums):
テリ・リン・キャリントン(Terri Lyne Carrington)
マルチプレイヤー(Multi-instrumentalist): ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)
バンジョー(Banjo): ベラ・フレック(Béla Fleck)
ヴィブラフォン(Vibraphone): ジョエル・ロス(Joel Ross)(※シカゴ)
ギター(Guitar): ボビー・ブルーム(Bobby Broom)(※シカゴ)
この豪華なラインナップに加え、世界各地からさらに多くのゲストが参加する予定。
尚、コンサートの様子は、2026年4月30日にInternational Jazz Day 公式サイトを通じて世界中にライブ配信される。

