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CHICAGO samurai


<第12回>シカゴ・ブルース・フェスティバル 2017 (2017.6.9 - 6.11)
第34回目を迎えた世界最大の野外無料ブルースフェスティバル「シカゴ・ブルースフェスティバル」が、6月9日から11日の間、ミレニアムパークで行われた。この3日間はシカゴで今年最高気温を記録する真夏日。それでも、雷雨などの荒天で中断されることもなく野外のフェスには最高の日和だった。 なんといっても特筆すべきは、会場がこれまでのグラント・パークからミレニアムパークに移ったこと。実は、毎年秋に開催される「シカゴ・ジャズフェスティバル」も同様のプロセスを経て一足先に2013年からこの会場に移転しており、今ではすっかり定着している。 クラウドゲイト(通称“ビーン”)後方のプロムナードをはさんで、「バドワイザー・クロスロードステージ」と「ミシシッピ・ジュークジョイントステージ」の二つのステージ、そしてメイン・パヴィリオン裏、ハリスシアターのルーフトップには「フロントポーチ・ステージ」が設置された。会場がより街の中心部に近づいたことで、メイン通りのミシガン通りからもブルースの音色が漏れ聴こえ、道行く観光客が音楽に惹かれて会場にふらふらと入っていく姿も見られた
2017年6月16日読了時間: 9分


「師弟」と「相棒」35年間のJazz Journey。ゲイリー・バートン&小曽根真@SPACE (2017年3月14日)
初めてこのふたりの演奏を間近で見たのは、かれこれ30年ほど前のこと。あの時の衝撃は今も忘れない。Jazzのこともふたりのこともあまりよく知らず、ひとりぶらりと大阪のコンサートホールに足を運んだ私は、そのすさまじさにぶっ飛んだ。なんだかものすごいものを見てしまった、という興奮でまっすぐ家に帰れず、隣のホテルのBarで飲みながら“正気”に戻るのを待ったくらいだ。 当時、ゲイリー・バートンは40歳半ば。すでに3回のグラミー賞を受賞し、ヴィブラフォーンの第一人者として不動の地位を確立していた。一方、バークリー音大で彼の教え子だった小曽根真(当時20代)は、卒業後に米CBSと専属契約を結んで世間をあっと言わせた“日本ジャズ界の新鋭”。満を持しての凱旋公演ということもあって、若い彼のピアノは、夢と希望とアグレッシブな野望にあふれていた。生きる世界は全く違うけれど、この人を見ていると「私は何をやってるんだろう。このままで私の人生はいいのか?」という気持ちにさせられた。なりたかったもの、やりたかったことに蓋をしてだまって働いている人生なんてつまらない、と気づ
2017年3月15日読了時間: 7分
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