音楽の町シカゴにとって、夏はまさにピーク・シーズン。ダウンタウンのランドマーク、ミレニアム・パークでは、毎日のようにブルース、ゴスペル、ジャズ、クラシックにダンス・・とあらゆる種類の音楽が奏でられ、町行く人々に生きる楽しみと安らぎを与えてくれる。 しかし、ミレニアム・パークが誕生するはるか昔から100年以上も続いている野外音楽祭があるのをご存知だろうか?その名は「ラビニア・フェスティバル(Ravinia Festival)」。シカゴ市内から40キロほど北の閑静な住宅街、ハイランド・パーク市内にある「ラビニア・パーク(Ravinia Park)」の野外ステージで、6月から9月半ばまで延々と3ヶ月半の間、ほぼ毎日行われているコンサートシリーズだ。 ラビニア・フェスティバルの歴史は、1904年にまでさかのぼる。当時開通したばかりのシカゴ~ミルウォーキー間の鉄道を人々にもっと利用してもらおうと、鉄道会社のA.C. Frost Companyがアミューズメント・パークを作り上げた。 東京ドーム3個がすっぽり入る広大な園内には、野球場のほか噴水や大食堂、