シカゴ日本領事館にて開催
2018年7月6日 (金) − 7月16日 (月) 9:15 am − 5 pm
(7月7日 (土) 8日 (日) は休館)
オープニング・レセプション:7月6日 (金) 5 − 8 pm、入場無料
北海道は現代美術が盛んな土地である。帯広市の美術団体『帯広コンテンポラリーアート』は2014年から毎夏、シカゴ市内の寺院やギャラリーでグループ展を開き、好評を得てきた。5周年を迎えた今回は昨年と同じく日本領事館の情報センターで展示。北海道から8名、シカゴからは2名のアーティストが参加する。
昨年の日本領事館の展覧会は久保奈月による力強い書道パフォーマンスで開幕した。茶室には人間を包み込む上ノ大作の赤いオブジェ。伊藤三千代の漆塗りの工芸品も有機的な形である。この展覧会の代表を務める梅田マサノリは穏やかな抽象画を、対照的に由良真一はシカゴの都市風景を描いた油彩を展示。爽やかな風を思わせる加藤かおりの紙の造形の近くには伽井丹彌の怪しげな少女人形が横たわり、来館者の目を引いた。札幌から初参加した朝地信介は現代的なアプローチの日本画を、シカゴ在住で『帯広コンテンポラリーアート』を支援してきた画家コレット・ライト・アダムスは華やかな油彩を披露した。
今年は新たにインスタレーション・アーティスト池田緑とシカゴの画家チャック・ウォーカーが加わり、ますます見応えのある美術展になるだろう。
◎展示アーティスト 10名
梅田 マサノリ(コンテンポラリーアート)Masanori Umeda (Contemporary Art)
上ノ 大作(陶芸・コンテンポラリーアート)Daisaku Ueno (Ceramic Art)
伊藤 三千代(彫刻)Michiyo Ito (Sculpture)
久保 奈月(前衛書道)Natsuki Kubo (Calligraphy)
池田 緑(コンテンポラリーアート)Midori Ikeda (Contemporary Art)
チャック・ウォーカー(絵画)Chuck Walker (Painting)
◎帯広コンテンポラリーアート
http://tokachiart.jp
◎会場
シカゴ日本領事館 Japan Information Center
737 North Michigan Avenue
Suite #1000
Chicago, IL 60611
(312) 280-0430
http://www.chicago.us.emb-japan.go.jp/itpr_en/about_contact.html
◎2018年7月6日 (金) − 7月16日 (月) 9:15 am − 5 pm
(7月7日 (土) 8日 (日) は休館)
オープニング・レセプション 7月6日 (金) 5 − 8 pm、入場無料
(文責:斉藤博子 Text by Hiroko Saito )
Kommentare