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シカゴの新年は、バディ・ガイのブルースで始まる。

最終更新: 2018年3月9日


御年81歳。シカゴのブルースアイコン、バディ・ガイが、毎年恒例の「バディガイ月間」で相変わらず元気で艶やかな姿を見せた。


日替わりのオープニングアクトも楽しみの一つ。今日はリンジー・アレキサンダー。

こちらもバディにおとらず、70歳を過ぎてますますアグレッシブなブルースマンだ。最近は息子のニコラス(16歳)も一緒にステージに立つ。シカゴのブルースマン2世たちは、こうやって子供のころから実戦で磨かれていくのだ。


第2部、バディ・ガイが登場。場の空気がガラッとかわる。毎回同じ曲、同じ構成なのに、やはり出てくるときはオーラが放たれる。本日は鮮やかな朱赤のスーツ。(彼は色違いのスーツを15着用意しているらしい。)

店の中は90%が州外からの観光客。毎年彼の姿を確かめに来る熱狂的ファンも多い。


いつものように「Damn Right, I Got The Blues」で華やかに幕を開け、右へ左へと”流し目”よろしく大サービス。年齢と共にMCのほうが長くなってきている感は否めないものの、張り上げる声の勢いと艶は全く年齢を感じさせない。午後11時ごろから始まって、ぶっ通しで午前0時をすぎても終わる気配はない。これを毎日、週に4日続けるのだから、相当なケアをしているのだろう。



「なんだかへんてこなことになっているこの世の中、もっと互いにやさしくならないとな。」

あまり政治的なことを表立っては言わない人。でも今はこの”分断”のアメリカにどうしてもモノ言いたかったのだろう。

ルイジアナからシカゴに渡って60年。ブルースを通じて”白”も”黒”もない世界を築き歩んできたからこそ、きな臭い現状にに危機感をつのらせる。


この日のシカゴの気温はマイナス12度。それでも朝一番乗りの人は朝9時からいい席を取るために並んでいたというから、見るほうも命がけだ。


最後は若いニコラスと共演、華を持たせる。


昨年発売されたローリング・ストーンズのカバーアルバム「Chicago Plays The Stones」では、「Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)」をカバー、”盟友” ミック・ジャガーもスペシャルゲストとして参加した。創作意欲もますます盛んなバディー。昨今はブルース第一世代がひとり、また一人と亡くなっていく。この人にはいつまでも元気で頑張ってほしい。シカゴの経済のためにも・・。


※ バディ・ガイズ・レジェンズ Buddy Guy's Legends

住所: 700 S. WABASH, CHICAGO, IL 60605

http://buddyguy.com/


#BuddyGuy #ChicagoBlues


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