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  • 執筆者の写真Chicago Samurai

Black History Month at the CAC-シカゴ建築センター ブラックヒストリー月間記念プログラム




シカゴ建築センターでは、2月のブラックヒストリー(黒人歴史)月間を記念し、一般公開プログラム、展示、ツアーなど様々なプログラムを開催している。シカゴの建築と、黒人やアフリカ系アメリカ人との密接な関係を学ぶ貴重な機会となるはずだ。



セルフガイドツアー


CAC(シカゴ建築センター)の。セルフガイド・ウォーキングツアーでは、シカゴの3か所の黒人居住区を散策することができる。特に、ブロンズビル地区(Bronzeville)のブラックメトロポリスのパフォーマンススペースでは、このコミュニティーにおける音楽の歴史を物語っている。


The Obamas in Hyde Parkは、バラク・オバマ大統領とミシェル夫人が1992年から2009年にホワイトハウスを去るまでの、公私にわたる重要な場所を紹介している。


チャタムのモダンリビング(Modern Living in Chatham )は、1950年代から60年代にかけて建てられたシングルファミリー住宅の集合だ。黒人中流家庭の人々が、モダニズムの設計理念を取り入れながらも、”ブラック・プライド”の精神を地域社会に発揚させるために、建築的に重要な住宅を建てた時代でもあった。



シンガー・パビリオン:アダプティブ(適応性のある)デザインによる遺産への敬意(SINGER PAVILION: HONORING LEGACY THROUGH ADAPTIVE DESIGN)


シカゴ建築センターでは、シンガー・パビリオンとその周辺のブロンズビル・レイクフロントを活性化する革新的なアイデアを、紹介している。


イリノイ工科大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校の大学院建築プログラムは、シカゴのブロンズビル地区にあるマイケル・リース病院(Michael Reese Hospital)に唯一残された建物の活用法を再考したのである。





ラングストン・オールストンによる公共壁画(PUBLIC MURAL BY LANGSTON ALLSTON)

111 E Wacker Drにあるシカゴ建築センターのファサードでは、2月~3月の間、シカゴのアーティスト、ラングストン・オールストンによる記念碑壁画が公開されている。

この作品は、ジェイコブ・ローレンスの一連の「ビルダー」絵画やディエゴ・リベラの壁画からインスピレーションを得たもので、地域が周囲の建築環境をいかに管理し、ニーズに合った方法で維持・再利用できるかを提示し表現したもの。


壁画は、ブロンズビルの旧マイケル・リース病院のファサードを背景にしている。この建物は現在取り壊されたが、シカゴの古典的な建築作品として、また世界的にも重要な医学の進歩を遂げた場所として、その記憶をとどめ保存することに価値がある。マイケル・リース病院は、すべての人々に慈善医療と医学研究を通して貢献することを目的に設立された。



(Photo by Chicago Architecture Foundation)


111 E. Wacker Dr., Chicago, IL 60601




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